IWGPシリーズはとても好きで、毎回期待どおりの面白さを提供してくれますが、近作もやはり面白いです。
全体的に暗い雰囲気のものが多いですが、あんまり明るいニュースがない現代社会をあらわしているともいえるのでしょう。
この本の中で一番よかった作品は表題作でもある「電子の星」です。‘戦わなければ負け犬にもなれない’といった感じの主人公の言葉には胸を打たれました。多少むごいシーンも出てくるけど、読みにくいことはなく、物語の先を知りたくてついつい急いで読んでしまいます。
5巻も早く文庫化してほしいです。

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