マドンナ

2006年1月29日 読書
イン・ザ・プール、空中ブランコで有名な作者。

両作品が面白かったのでほかの作品も読みたいと思っていたけど、なかなか読む機会が無かったのだがやっと読めた。

40台のサラリーマンの置かれている微妙な立場が面白おかしく描かれていてとても楽しく読めた。

どの話の主人公も課長という上からも下からも圧力のある中間管理職の辛さを体現している役職についており、自分のプライドと闘いながら回りの環境と折り合おうとしているさまは、滑稽でもありながら、「日本のサラリーマン」のあり方を見た気がした。

日本の会社の中はこんな風になってるんだあ、って言う部分が結構あった。

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