ラッシュライフが面白かっただけにかなり期待して読んだのだが、なんか期待はずれだった。

時間のずれた2つの物語が平行して書かれ、最後に驚きの種明かしがある、といった展開。

種明かしの部分は、あっと驚く感じで良かったと思うが、いかんせん話がつまらなすぎる。途中で読むのをやめたくなるほどであった。なんか物語に入り込みにくい。

ブータンという国に興味を覚えるくらいである。

これを読むと伊坂幸太郎には当たりはずれがあるのだろうか、と考えてしまう。

でもこの本はたくさんの賞を受賞していたから、ただ相性が悪かっただけなのかもしれない。

断定的な評価はできないが、人に薦めることはないと思う。

冬の風物詩

2005年12月12日 日常
セイユーのレジの人がサンタの帽子をかぶっていた。

まあこの季節となるとよく見る風景ではある。しかし、レジの人は全員いい歳いったおばさん。若い子がやるならまだしもそれはどうかな、と思わせるものがあった。

しかも事務的にかぶってますって雰囲気がありありで、まったくクリスマスの雰囲気が伝わってこない。

ああいうのはやりゃいいってモンでもないと思う。
今日から光のページェントが始まった。そのせいで、大学からの帰り、定禅寺通りは人でごった返していた。

そのときまだ時間が早かったこともあって、点灯しているのを見ることはできていないが、近いうち(たぶん明日)には見ることになるのだろう。

県外からもかなりの人が見に来るようで、仙台市も力を入れているな、って感じる。特に今年は20周年らしくて、100万個の電灯がともるらしい。たいそうきれいなことだろう。

一緒に見に行く人がいないのが寂しいところではある。

国分町にて

2005年12月11日 日常
バイトの打ち上げで飲み会があった。

大してバイトで仲のいい人がいたわけでもなく、むしろほとんどの人としゃべったことがない、という状態だったので、なぜ参加してしまったのだろうという感じなのではある。

予想どおりたいした盛り上がりもなく、2次会に続くこともなく、6時に始まって8時に終わった。

3000円が飛んでいった。行かなければよかった。

明日の授業の予習やってない。やらなきゃ。でも酒のせいで集中できない。

ちくしょう、完全に休日の過ごし方間違ってしまった。
携帯を見にヨドバシカメラに行った。

でも、vodafoneのコーナーで立ち止まったとたん、あの白い冬の妖精意識してんのかっ!って感じの衣装のおねえさんが「お探しのものはありますか」なんて話しかけてくるから集中できず。

やっとどっかいったと思ったら数秒後に違う冬の妖精がよってきて、「何かお探しですか」。もうゆっくり見さしてくれよ!といいたかった。

その点WILLCOMEのコーナーの人は「解らないことがあったら声をかけてください」と、無駄な干渉をしてこなかったので好印象。

聞いてもいない料金プランを説明するのはやめてほしいものだ。

なんか寒さを体感するためだけに外出した感じになった。
12月11日付 日刊スポーツの報道「ソフトバンク和田が仲根かすみと結婚」へのコメント:ちょっとそれはないだろう、というのがとりあえずの感想。「知人の紹介で」ってプロ野球選手にはどんな知人がいるんだよ!その知人は、和田と中根かすみの共通の知り合いってことなのだろうか。そしたらその人は相当すごい人だよ。

プロ野球選手っていいなあ。こういうニュースを見て憧れを抱く子供も多いのではなかろうか。

BECK (Volume10)

2005年12月10日 読書
一番好きな漫画のひとつであるBECK。

何度目かわからないけどまた読み返している。

「のだめ」もそうだが、音が本から飛び出してきそうだ。どうがんばっても本から音は聞こえてこない。なのにまるでそこで演奏を聴いているかのように感じさせるのはものすごいことだと思う。震えます。

この漫画で一番好きな巻を上げるとしたらこの10巻。

ほんとに言葉はいらないって感じ。ライブの場面がほとんどで、せりふのない絵だけのページがたくさんあるからすぐ読めてしまうが、読み終えた後には大きな満足感が残っているのがわかる。

1巻から読んで、10巻まで読んでも面白さを感じられない人は、たぶんこの漫画と相性が悪いんだと思う。
12月10日付 朝日新聞の報道「ブラジルと同組で悲鳴 都内のスポーツバー W杯組み合わせ」へのコメント:

単純にブラジルの本気のサッカーが見れるのがうれしい。

今回のワールドカップは、前回のようにシードがあるわけではないから、よほどのことがない限り決勝トーナメント進出は難しいと思う。

だからこそ何とかすごい強いチームと同じ組になってほしかった。世界王者ブラジルと同じ組なんて最高だ。

ジーコも悪く思ってないみたいだし、テレビ局も、血眼で日本対ブラジルの放映権を取り合うのだろう(視聴率はすごいことになるのではないか)。

今から楽しみだ。

さらに高望みをすれば、ありえないとは思うけど、決勝トーナメントに行って、オランダと対戦するようなことがあったら最高である。
携帯が壊れ気味なので早く替えたい。

突然電源が消えたりついたりするし、充電満タンだと思ったら半日で電池なくなったりと、非常に困っておる。

番号とかアドレスと抱えると連絡とかするのめんどくさいなあ、とか思うから、機種変更だけにしたいけど金かかるしなあ、とか思う。

そしていい加減vodafoneをやめたいところだが、やはりそうすると番号とかが変わってめんどくさいという問題が発生する。悩める。

いっそ安さを追究してwillcomeのPHSにしようかとも思う。やはり悩める。
12時半ごろ部屋を出て、図書館と本屋に行って帰ってきたら5時だった。
無意味に長居してしまった。大して収穫はなかったが。

そういえば明日アエルに野村監督が来てサイン会をやるようだ。丸善で「野村ノート」という本を買ったら整理券がもらえるようだったが、考えた末やめた。しゃべれるわけじゃないしな。

寮で、豆腐に味噌(献立いろいろ味噌)をかけて食べると非難される(ありえない、と言われる)。聞くところによるとおでんに味噌もだめらしい。まあ育ってきた家庭における文化の違いであろう。
絶対おいしいと思うのだが・・。
表紙はこれとは変わっていて、白と緑のかなりシンプルなデザインになっていた。

なぜワールドカップが共催になったか、について書かれている、ということで興味がわいて買ってみた。

そのからくりもわかり、いかにサッカーの世界が政治的要素に満ちているかもよくわかった。

でも、これに700いくらも金を出すのはどうかなあという内容。

新書の類はどれもそんな感じであるがこれも例に漏れず内容が薄い。どんな人でも読みやすいようにしているせいなのだろう。

本当の知識がほしければ、何千円もするぶっとい本を読む必要があるんだろうなあ・・。

交通事故に注意

2005年12月7日 日常
こういう人は多いと思うが、最近まったく朝起きられない。
自己管理能力のなさを露呈しまくっている感じ。
今日も2限からだから大して早く起きなくてもいいはずなのに、それでも起きたら10時10分(2限は10時半から)。
もちろん遅刻したわけです(遅刻しても悪いことばかりあるわけではないが)。

でも寝坊すると起きてから家を出るまでの時間が限りなく短縮されるから時間を有意義に使っているとも考えられないだろうか?
健康的に早く起きるとどうしてもめざましテレビを見ながらだらだらしてしまうわけで。
そう考えるとぎりぎりまで寝ているのが得策であると思えてくる。
問題点は、いくら狙っても、そのぎりぎりのラインをたいてい超えてしまうことである。
遅刻を繰り返してでもそのラインを狙っていきたいと思う。

明日は授業がない日なので、寝放題!うれしい限りです。
仲之瀬橋の街灯が消えていた。歩いてる人など闇にまぎれて見えず、めっちゃ危なかった。自転車にライトつけてない人なんかはもっと危なかったと思う。そういうことはしっかりしてほしいものです。
ところで、早々と福袋の予約をした。「メニードープ」というブランドのもので、値段が1万円。早くしないとすぐ予約いっぱいになるよ、と店員にせかされついつい予約してしまった。
服の福袋は今まで買った事がないので、今から楽しみ。

ぎゅるるるる

2005年12月5日 日常
昨日の夜降りまくっていた雪がみぞれになり、朝にはやんでいたのですが、道路はみぞれでぐちょぐちょ。自転車置き場に行くだけでも不快でならなかった。
でもそんな街を自転車で走りながら大学へ行くのはなかなか楽しかった。坂でたちこぎするとペダルが空転する。「むおお、すすまねえ」って感じでほくそ笑んでいた。
最高気温が5度言う例年なら1年でもっとも寒いって感じの日だったけど、こっちでは普通のことなんだろう。何とか慣れていきたいものです。
残念ながらこけている人を目撃することはできなかった(そうそういないとは思うが)。

ラッシュライフ

2005年12月4日 読書
伊坂幸太郎は、東北大学法学部の出身ということで、非常に興味を持っていた作家であって、「オーデュボンの祈り」が結構面白かったこともあって他の本も読んでみたいな、と思っていたところ、この著者の本をたくさん持っているという友達がいたので、借りて読むことにした。
その一つ目がこの「ラッシュライフ」。
予想以上の面白さ。何でもっと早くこの本の存在に気付かなかったのかと後悔するほどでした。
5つのストーリーが絶妙に折り重なって展開していくさまは芸術的ですらあります。物語が後半に差し掛かってくるあたりからどんどんつながりが見えてきて、しかもそれぞれの話が同時進行的ではなく、微妙に時間的にもずれながら進んでいくというのも、もう脱帽モノです。
所々に現れるいい言葉に胸を打たれることもしばしば。この作者が人気があるのも当然といったところでしょう。
この話の登場人物は、後の伊坂作品にもしばしば登場するらしいので、楽しみでもあります。
また、作品の舞台が仙台であるので、とても身近に感じられて、より楽しむことができた。広瀬通など、実在するものが出てくるとなぜかうれしいものです。
伊坂幸太郎に興味のある人、最近面白い小説ないなあ、と思ってる人、仙台に住んでいる人はぜひ読むべきです。
今朝窓の外を見ると、日陰の部分とかだけではあるけどうっすらと雪が積もっていた。軽い衝撃を受けた。それにしても昨日の吹雪はすごかった。こっちの人にとっては日常的なものであって、もっと北に住んでいる人にとっては「たいしたことないじゃん」ていうものかもしれないけど、俺には結構な出来事だった。冬が深まっていくのが怖い。
きのうは友達とのみに行ったんだが、そこの店は、注文してから酒が出てくるのは遅いわ、テレビのチャンネル変えてくれといっているのに変えてくれないわ(そのせいでフィギュアが見れなかった)と、あまりよい店のチョイスではなかった。しかも両隣の席では合コンをやっているのに自分は男だけで飲んでいるという状態も気分を盛り下げることになった。まあそれでもよいのだが。
簿記2級の勉強を始めた。3級が受かってないのにそれはないかな、とも思ったが、1年生のうちになんとしても2級がほしいので、やむをえない判断となった。2級は範囲が増えるから参考初代も馬鹿にならないし、受験料も高くなる。2月の試験で一発合格目指します。
それにしても最近勉強ばかりしている気がする。バイトがないせいでそう感じるのか・・。専門の授業の予復習が大変すぎるから悪いんだ。どうにかしてほしい。来年以降もっときつくなると思うとゲンナリ君である。
とうとう明日あさってくらいにも雪が降りそう。ついに冬だ。

初雪間近か

2005年11月30日 日常
寒い!寒いぞ!今年初めてコートを着て大学へ行ったけど、それでも寒い。風が強いのが決め手だよね。
スポーツ(弓道)の時間なんてずっとストーブに当たりっぱなしだった。あの競技は動きが少ないからぜんぜんあったまらない。しかも薄着でなくてはならない(弓引くのに支障が出るから)。冬にやるものではないね。
なべが食べたいです。

見つからない

2005年11月28日 日常
ipodをなくしました。あまりのショックに言葉もありません。
朝学校に行くときには音楽を聴きながら行ったわけだから、朝はあったのです。しかし3限の講義の途中、無くなっていることに気付きました。もう教授の話なんて聞こえません。授業が終わった後、1,2限のあった教室と、管理棟の落し物コーナーに行ってみたが空振り。いつなくなったかもわからないから探しようもなく、あまりの辛さから、・・・走りました。野球場の外野のところを。全力で。しかし走った後にはまた現実と直面しなくてはいけません。辛いところです。No music,No lifeです。
悪いことは重なるものです。今日は簿記検定の合格発表の日なので、ブックスミヤギに見に行きました。まず3級の合格率が20.1%だったというのを見て、やばいな、と思いましたが、奇跡を信じ自分の番号を探しました。・・・ない。そんなもんです。
冬休みくらいには運気上昇してこないかなあ。
IWGPシリーズはとても好きで、毎回期待どおりの面白さを提供してくれますが、近作もやはり面白いです。
全体的に暗い雰囲気のものが多いですが、あんまり明るいニュースがない現代社会をあらわしているともいえるのでしょう。
この本の中で一番よかった作品は表題作でもある「電子の星」です。‘戦わなければ負け犬にもなれない’といった感じの主人公の言葉には胸を打たれました。多少むごいシーンも出てくるけど、読みにくいことはなく、物語の先を知りたくてついつい急いで読んでしまいます。
5巻も早く文庫化してほしいです。

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